一定期間更新がないため広告を表示しています
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
|
質問者 私には双子の姉妹がいます。
そのことを大きな祝福だと感じるのですが、同時に災いのようにも思えます。
なぜなら、
私たちはお互いを完璧に知っているので、そう思うのですが、
彼女とのこの親密感は、とても早い時期、
母が受胎したときから始まっていて、子宮の中でもう既に育まれていたのです。
この深い親密感について今まではあまり考えた事がなかったのですけれど、
最近それを、他の人たちに理解してもらう必要を感じています。
でも、そのような親密感を知っている人はほとんどいません。
理解してもらえないのです。
私と姉の関係の深さを。
ガンガジ 私たちは、最終的には皆、双子の姉妹なのではありませんか?
質問者 え??
ガンガジ 私たちは皆、 最終的には双子ではないでしょうか?
始まりと終わりにおいて。
質問者 ああ、なるほど。
ガンガジ 私たちは生まれ、ばらばらになります。
あなたたち、双子の姉妹のように。
質問者 私たちはバラバラではないのです。
私たちはくっついたままです。
ガンガジ あなた達は、くっついたままではないでしょう?
双子には、実際、くっついたままの方もおられますが、あなたはそうではないですね。
質問者 私たちは違う形ですが、それがとてもつらいです。
苦痛です。
ガンガジ そうですね。
質問者 最近私は、最悪の経験をしました。
ずっと一緒に生き、一緒に死ぬはずだというのに、
人生は、そのようにはなっていないという事を知りました。
大変落ち込みました。
ガンガジ その通りですね。
ここにおられるすべての方にとってもまったく同じです。
あなたは双子の姉妹をお持ちですから、拡大されて見える訳です。
でも、ここにいる私たちのすべてがそうです。
同じところから始まり、終わりも同じです。
中間では、ある種の個が生じます。
でも、中間で、個という必要性の中にあって、同一なのは何でしょう。
あなたがお話しなさっている親密感のことです。
質問者 私が恐れているのは、
彼女を失い離ればなれになることで、
親密感に接する機会を失ってしまう事です。
ガンガジ あなたは、彼女を既に失ってしまったのですね。
そうではないですか?
質問者 (うつむいて) はい。。。。。。。
わかっているんです。
失いました。
ガンガジ では親密感はどこにあるのでしょう?
彼女を失い、親密感はどこに行ったのでしょうか?
質問者 。。。。。。?
ああ、
ここです。
(質問者、自分の胸に手を置く。)
私の胸にあります。
ガンガジ (ニコニコしながら、)
その通り。
そこにあります。
ですから、それでもあなたは彼女を失ってはいないのです。
ただ、以前と同じではないだけですね。
前とは違い、
今という、
あるがままですね。
質問者 私たちはこれまでずっと離れたことがありませんでした。
あれも、これも、一緒にやってきました。
それなのに、急に、、、、。
ガンガジ よろしいですか。
私が今お話ししているのが、
あなたと、あなたの双子のお姉さんのことではありません。
お分かりになるでしょうか?
私は、
あなたと、すべての方々との関係のことをお話ししています。
普通の人間関係では、違いが多くありますからそれほどにはお互いが反射されません。
お互いの相違が見えます。
あなたとお姉さんは双子の姉妹なので、お互いが反射し合って関係が拡大されています。お互いが同一であるように見えるのです。
でも、私がお話ししているポイントは、
皆同じだという事です。
おわかりでしょうか?
私とあなたは双子。
ご存知でしたか?
質問者 (ガンガジを見つめてうなずく)
ガンガジ 私たちは、皆、双子なのですよ。
ただ、見た目が異なっているだけです。
質問者 (ほほえみながら)
そうですね。
わかるような気がします。
ガンガジ 会場を見回してここにいる皆様をよくご覧なさい。
同じであることが見えます。
『同じだ!』と力まずに、
ただ、ご覧なさい。
質問者 私の中に恐れがあります。
他の人とは、親密にかかわれないのではないかという。
ガンガジ たった今はどうでしょう?
この瞬間、親密な関わりはここにはないのですか?
たった今です。
質問者 あなたとの親密さを感じます。
それから、(会場をゆっくり見回し)
ここにいらっしゃる方々とも親密な関わりを感じるのですが、
でも、、、
ガンガジ ではなぜ、恐れるのでしょう?
おなじみの、古いあなたの物語ではありませんか?
それは、ここにたった今ある現実とは、全く関係がありません。
質問者 ええ。それはわかるのですが。
ガンガジ 会場の皆さんを、ご覧になって見てください。
ほら。
あなたご自身で、よくご覧になるのです。
質問者 ええ。
(会場を見回し)
親密さがあります。
ガンガジ そうでしょう?
質問者 ええ。
もう、生きていけるわ。
(爆笑)
ガンガジ そうでしょう。
質問者 。。。
簡単なのかも。。
ガンガジ そうです。
質問者 私は自分で自分を、人から引き離していたのですね。
家に帰れば、双子の姉がいてそれだけで満足でしたから、
他の誰とも、親密になる必要もなかったのですから。
ガンガジ その通り。
素晴らしい幸運がやってきましたね。
今、できますね。
質問者 はい。できます。
ガンガジ あなたの双子のお姉さんを、ここに探さなければなりません。
ここにも、そこにも、いらっしゃいます。
あなたは、似ている人を捜す必要も、
同じ意見を持った方を捜す必要も無いのです。
理由を探すのを止めてご覧なさい。
ただ、愛あるのみ。
ただ、開いてご覧なさい。
そうしたとき、
関係がどうあろうと、
全くそのようなことは問題ではなくなります。
もっと深遠です。
失う事の悲惨さを見るのも、歓びとなるのです。
質問者 はい。
なくすのは悲惨でした。
ガンガジ そうですね。
愛の代償ですね。
でもあなたが、
愛に、ありのまま、
むき 出しのままでいれば、
得ることで失い、
失うことで、得ます。
そのときあなたは、
ご自分で何かをコントロールしているのではありません。
質問者 もう大丈夫かな。
やっていけます。
ガンガジ やっていけるでしょう。
とても自由に、何も期待せずに。
そうなったときあなたの人生は、本当の意味で、実験となります。
質問者 楽しみになってきました。
ガンガジ (うなずく)
質問者 姉が教師でした。
あなたが話してくださったことを姉が教えてくれたのです。
ガンガジ そうですよ。
私が彼女だと、申し上げたでしょ?
(笑い)
たったいま、あなたを私たちに捧げてご覧なさい。
あなたのお姉さんにすべてをあげてきたように。
私たちは、誰もが、もう、二度と会う事が無いかもしれないのです。
一期一会という言葉がありますね。
出会いの瞬間にあなたのすべてを差し出すのです。
名前を知らなくても、
どこに住んでいるかを知らなくても、
いい人なのか、悪い人なのかも知らなくても、
あなたを開き、差し出してご覧なさい。
その結果がどうなるかなど、知る必要もありません。
質問者 ありがとうございます。
ガンガジ (しばらく目をつぶり、沈黙。)
(目を開け)
私たちは、心を閉じ、体験を閉じてしまいます。
ああ、これが自分の人生なのだ、
私はこんなふうなのだ、と、
決めつけてしまいます。
でも心を開いてみたなら、どれだけの可能性がある事でしょう。
あなたの物語は終わった訳ではありません。
続行中です。
この地球にも、人類にも、これからどのようなことが起きるか、誰にもわかりませんね。
キリストやブッダの影響が最終的にはどのようにあらわれているのか、
師と呼ばれてきた方々の影響がどう表れているかなど、
誰にもわかりません。
知る由もありません。
結果を知るには早すぎます。
実験は、続行中なのです。
そのことに意識的でいてください。
ものごとの結果が、
こうであった、とか、
こうであるべきだ、
と決めつけずに、
なにもわからない、というままに、生きてご覧なさい。
そのために私たちは出会うのです。
常に、初めてのように出会うのです。
以前と同じという事など、ありません。
質問者 14ヶ月前、生まれたばかりの赤ちゃんを、養子にしました。
独身の私には、ずっとそれが夢でした。
そして、この子が与えてくれたものは、
私が、子どもというものに持っていた夢以上に、もっともっと計り知れないものでした。
そういったことは、以前から、他の親たちからも聞いていましたが、
それはもう、あまりにも甘くて、本当に素晴らしいものでした。
私は愛のなかにいると感じるんです。
でもそのことに気づいた時、
自分に何度も言い聞かせています。
「彼に、 頼っちゃいけないわ。
笑いや、喜びや、楽しさを、彼に依存しちゃいけないわ。」
そう言い聞かせてはいるのですけれど、
甘いできごとが、次々と起きて、、、、
そうして、
私は彼にますますのめりこんでいっています。
ガンガジ あなたは、
どんどん深い愛の中に入って行かれているのです。
そして、その、「彼に依存しちゃだめだ」という警告ですけれどね。
それは全部忘れてしまってごらんなさい。
質問者 忘れるですって???
ガンガジ その通りです。
今ここで、深い交流がおきる可能性があるというのに、
それを避けるための言い訳ですね。
質問者 でも、私の中の何かが、
「彼は『源』ではないのだから、
もしも彼を源だとして依存すると、ある時きっと傷つくぞと、」
ガンガジ そうね。
これが、避けていると申し上げている意味なのです。
あなたがおっしゃっている『源』と、 彼の間に何の違いがあるのでしょう?
彼は、源からどのくらい離れているのでしょう?
質問者 私がここでお話ししているのは、彼のことではありませんよ。
私に関することです。
(笑い)
ガンガジ はい。それはわかります。
何をご心配なさっているのかはとってもよくわかりますよ。
質問者 この子は、源と繋がっているんです。それはもう。
ガンガジ もちろん。そうでしょうとも。
あなたをこの愛の中にどっぷりと浸らせてご覧なさい。
そうすれば、このつながりが、
あなたの本質、
つまり、
あなたが本当は何であるのかを教えてくれるでしょう。
知識や、頭での理解で、
そうすることにを引き止めてしまわないでください。
これは、あふれるばかりの祝福ですよ。
質問者 そうなんです。祝福なんです。
でも、私の中のある部分が、
「いつか必ず、傷つくぞ」って、ささやきかけるんです。
あのおなじみの物語です。
ガンガジ そうです。おなじみの物語ですね。
あなたがおっしゃる通りです。
傷つくでしょうね。
でもね、傷つく価値がありませんか?
傷ついても、かまわないのではありませんか?
質問者 やっぱり。それが答え。
この質問をあなたにしたときに、答えはもうわかっていましたよ。
あなたが、絶対そうおっしゃるだろうなって、ちゃんとわかっていたんだから。
(爆笑)
ガンガジ でしょう???
そうでしょうとも。
もちろんわかっていらしたでしょう。
特別に深い関係の場合、
特に親子の関係はそうですが、
傷つくのは当たり前なのです。
でもね、だからといって、一体、どうなのでしょうか?
それがなんでしょう。
皆さんは、傷つくことがまるで、世界の終わりのように、
思っていらっしゃるようですが、
でも、傷は傷でしかありません。
どんなに傷ついてもいとわないという決心の深さに応じて、
深く愛を体験します。そして、愛されます。
愛から学びを得ます。
傷つくことから学びを得ます。
傷はあなたに、
そこから「目をそらすように」とは、教えていません。
忘れないでね。彼が『源』ではないのです。
源とは、
あなたが、彼にぞっこんだという、その愛そのものなのです。
神秘的なことに、この子は、
自分が源とかけ離れた存在だなんて想像したこともないでしょう。
それなのに、彼が源ではないというようにあなたが考えることで、
時間を無駄にすることはないのではありませんか?
(会場 笑い)
質問者 彼が源とかけ離れていると、
私が勝手に想像しているとおっしゃっているのですか?
彼が源と離れているなんて、私、想像もしていませんけれど。
ガンガジ 彼がどうのこうのということは、すべて忘れてください。
あなたは今、
「あなたが彼を愛すると、あなたの中で何かが、
彼は源じゃないから、気をつけるんだよと、告げる。」と
おっしゃったように思いましたが違いますか?
あなたは、彼という形に執着するのを恐れた。
そうではありませんか?
質問者 そうです。そのとおりです。
ますますエスカレートしてしまうんです。
ガンガジ 忘れておしまいなさい。
しっかりと、徹底的に、執着してご覧なさい。
質問者 。。。。。。。。。
ガンガジ 以前私に、こんなふうにおっしゃった方がおいででした。
「パパジという、彼の形に執着するのは怖くはなかったのですか?」
それで、私は、申し上げたのです。
「ついに、自分自身が何かということをご存知の方に、そして源とひとつである方にお会いできたというのに、
その方に執着することを恐れなかったかと、私にお聞きなのですか?
あなたがおっしゃる執着とは、
つかまえたらはなさずに、両手でぶら下がる、とかいうような、そういう意味ですか?」とね。
確かに、
彼をコントロールしようとしたり、
私の望み通りに彼に行動して欲しいと期待したり、
私が望むような形で私という存在に気づいて欲しいと思うと、
その度合いに応じて、私は傷つきました。
でも、
状況にすっかりゆだねてしまわずに、
自分でコントロールしようとするから、傷はあらわれるのだ、
という事を見る事ができるようになってくると、
傷さえも、いろいろなことを教えてくれる先生だったです。
質問者 そうなんです。わかりますよ。
私もそれをやっていますから。
赤ちゃんが私の存在に気づかないと、
「ねえ、ねえ、こっちをみてよ!」
って、思うことがありますから。
(笑い)
ガンガジ それはそうでしょうとも。
だってあなたは、
とってもすてきな、お母さんですもの。
もちろんそのことに気づいて欲しいでしょう。
私も、パパジに同じことをしたのです。
「ねえねえ、私を見てちょうだい。
私が一番でしょ。あなたの可愛いむすめよ。ラララ」
そうすると、パパジは、
「こりゃ、ひどいや」って
ひいちゃうんです。
(爆笑)
あたりまえですよねえ。
そりゃあ、ひいちゃいますよね。
だけれど、関係ないんです。
そういうこととは。
愛が、愛そのものを愛しているんです。
おわかりですか?
ここにその子がいる。そしてここに愛がある。
それだけです。
なんという神秘でしょう。
あなたたちがいっしょにいることになったこの神秘を、
どのような言葉で語ればいいのでしょう。
あなたたちお二人にとって、どれだけ大きな祝福であることでしょうか。
なんという吉兆でしょう。
ですから、私があなたに申し上げたいことは、
この愛を信じてごらんなさいと、それだけです。
スピリチュアルな世界の路線がそうだからといって、
(笑い)
ご自分のマインドの評価を信頼するのではなく、
ただ、愛を信頼してご覧なさい。
それがあなたを傷つけるのだとしたら、
徹底的に傷ついて、壊れてしまってご覧なさい。
質問者 ああ。。。
ありがとうございます。
ありがとう。
ガンガジ とっても嬉しいわ。
あなたの人生への素晴らしい祝福ですね。
すばらしい幸運ですね。
答えを知っていたとおっしゃったけれど、そのとおりです。
単に、誰かに確認したかっただけですね。
そして、これこそが、答えなんです。
これがあなたのご質問の答ではありませんか?
そう。
愛です。
これが答えなのです。
すすんで、愛を信頼することができますか?
マインドであれこれとそれをコントロールしようとなさらずに、
徹底的にそうできますか?
本当にできますか?
会場からの声 はい。できます。
(笑い)
ガンガジ ああ、よかった。よかった。
そうすれば、どれほどマインドからいろいろなものがやってこようと、
それは即座に消滅していきます。
そしてそこに、愛の中に生きるという可能性が見えてくるでしょう。
それは、
愛している誰かをコントロールするというようなことではありません。
愛の中に生きる ということです。
そういうことが本当に可能です。
たった一人の例外もありません。
皆様に可能です。
そうなると、愛が先生です。
コントロールするのではなく、愛そのものに完全に委ねると、
愛が、グルとなります。
愛が、あなたが本当は何であるのかを教えてくれるでしょう。
| Log in | RSS1.0 | Atom0.3 | (C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. |