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ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
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ガンガジ お会いしたことがありますね。
質問者 ええ。何度も。
あなたが行かれるところへはどこへでも行き、お話をうかがっていましたから。
(大きな笑顔で)
あなたは私のただ一人の先生です。
他に先生は誰もいません。
あなただけで、十分。
ガンガジ しっかり使ってくださっているのね。
質問者 目一杯です。
ガンガジ ありがとうございます。
質問者
あなたがお話しなさることからも、
あなたがあなたであることからも、
たくさんの学びがあります。
あなたがなさらないことの中にも、学びがあります。
(笑い)
ガンガジ すてきですね。
それなら何もかもを含みますね。
(笑い)
質問者 今日は私の誕生日だから、あなたにお会いするのは、
自分へのプレゼントです。
あなたと一緒にいることができ本当に嬉しいです。
ガンガジ 私も嬉しいです。
質問者 ご報告があるんです。
あなたがどのようなことをおっしゃい、その波紋がどのようにやってこようと、
すべてが完璧だということです。
あなたはそれを、蜜とおっしゃるけれど、
蜜も泥も同じです。どちらも完璧なのです。
ガンガジ その通りです!
泥は汚れているからと排除しないでください。
質問者 泥も招き入れると完璧です。
ガンガジ あなたのお顔に表れていますね。
会場の皆さんにお顔を向けてください。
質問者 (会場を向き、にこにこしながら)
私の人生のことを少しお話しします。
ガンガジにはじめてお会いしたのは、2000年でしたでしょうか。
それ以来、すべてがパーフェクトなのです。
職を失い、家も無くし、お金もありません。
でもすべてがパーフェクトなのです。
(大きな笑顔で)
皆さんと一緒に、ここでこうして笑い、
あらゆる瞬間に存在する美しさを語り、
毎日、日は昇り、沈みます。
泥の中にあっても充たされている。
ガンガジにどれほど感謝しているでしょう。
(ガンガジと質問者、手を取り合う。)
ガンガジ お越しくださり本当に嬉しいわ。
燦然と輝いていらっしゃる。
あなたがおっしゃっているのは、とても本質的です。
たとえ、成功していようとなかろうと、
外側でどのようなことが起きていようと、なかろうと、
私達は満たされて生きることができます。
なぜなら、もうすべてが今この瞬間に存在しているからです。
私たちは、”それ”を使い、”それに使われることができるからです。
質問者 その通りです。
ガンガジ あなたのお顔が語っていますね。
自分の不幸を語り合う代わりに、
私達はこうやって、お互いを捧げることができます。
祝福ですね。
ありがとうございます。
ラマナからのプレゼント。
それは、自己検証です。
あなたとは本当は誰であるのか、
ということへの自己尋問です。
何が本物なのでしょう?
ここに在る、『真実』は何なのでしょう?
そして何がまぼろしなのでしょう?
通り過ぎて行ってしまうものは何で、
永遠に続いているものは何なのでしょう?
不滅のものは何で、一過性のものは何でしょうか?
そのことに対する偽ることのない調査です。
私の言葉でお伝えするなら、
『真実を語りましょう。ただ、本当のことを語りましょう。』
ということになります。
この言葉をお聞きになった皆様は、
『今、嫌な気持ちだ。
そうか、真実とはこのことだな。』
『嫌な気分。これが真実だ』
と、このように表面的なことだと思い込まれます。でも、それは、真実ではありません。
嫌な気持ちはあなたの感情です。
あなたがそのように感じているというのは本当ですが、でも、それがあなたの真実ではありません。
あなたがどう感じているかを知ることができるのは重要です。
でも、あなたの『真実』は、どのような感情よりももっと深く、もっと近くにあるのです。
「嫌な気分だ」というときに、それが真実であるというふうに、そこでおさまってしまわずに、もっと深く調べてごらんなさい。
表面的な真実を、それが真実なのだというように、そこで落ち着いてしまわずに、
例えば、嫌な気分なのは一体誰なのか。嫌な気分だと感じているのは何なのか。
という具合に掘り下げて調べてみるのです。
以前、あるグループの方々に、
「私自身が、私という被害者のストーリーを語っていたことを知らなかった」
とお話ししたことがあります。そのことを昨日は皆様にお話しいたしましたが、
私は、それが真実だとすっかり思い込んでいたのです。
つまり、
『ひどいことが私の身に降りかかった。それが真実だ』
と思っていたのです。
私は惨めだと感じ、それが私の真実だというふうに信じきっていました。まるで、信仰です。
でも、私がお話ししている真実というのは、そういうことではありません。
いろいろなことが起き、ある体験をしたというのは本当でしょう。その体験は嫌な体験、あえてそのように申しますが、そのようなものであるかもしれません。
でもその体験や、考えや、嫌だという感情よりも、 もっと深いところ、もっともっと近いところにあるのが “真実” なのです。
条件づけと苦しみ、という私たちの存在の仕方は、 どのように感じ、どのように体験したかを “真実” として受け取りますが、そこに苦しみの連鎖が生まれます。
感情や考え、心の状態やあなたの状況、といった表面にとどまり、“あなたの物語”、つまり、感情の物語、身体的物語、精神的物語、状況の物語、といったそれを、芝居の出来事と受け取る代わりに、事実なのだと受け取るところに、苦しみの連鎖があります。
感情としての物語は、怒りや、または祝福であるかもしれませんが、
それは真実ではないのです。
私がここでお話ししている区別 、真実に関する区別が、おわかりになるでしょうか?
理解のための重要な鍵だと感じます。優れた叡智の一つです。
私たちはあまりにも表面的なレベルで生きてきました。そして表面的であるがために苦しんできました。
なぜ苦しんできたのかというと、それは、私たち一人一人の中に、
本当の自分自身を知りたい、
それを、感じ、表現し、それに出会いたいという、
真実の深み、真実の存在としての深みがあるからです。
にもかかわらず、
『そうよ。こんなことが起きたのよ。これが真実なのよ』
という具合に、表面で収まってしまうと、それ以上の深い事実が見過ごされてしまうのです。悲劇的な見過ごしです。
ですからパパジが、
『Stop』と言ったのは、実際に、
物語りを語るのをやめてご覧なさい、という意味なのです。
一瞬です。
一瞬よりももっと短時間で、あなたの物語を語るのをやめるのです。
それがたとえステキな物語だとしてもです。
ただ、やめる。のです。
そうすると、即座に真実があらわれます。
あなたが物語に埋没しそれを語っている間は、あなたは真実を語れません。
あなたが真実を語るなら、あなたはもう物語は語れません。
あきらかでしょう?
素晴らしい宗教や、研究機関、そして、救世主やアバター、そのようなすべてが、
このシンプルな直接性のことについて言及しています。
(訳者注 認識の対象が、間にいかなる媒介も無く存在すること)
『止める』
あなたの中であなたの物語を語るのを止めてごらんなさい。
たった今です。物語が、もうちょっと良くなってからではありません。悪くなってからでもありません。たった今です。
昨日ここで、先延ばしさせるということについてお話しになった方がいらっしゃいましたが、まさにそうです。先に延ばすのをやめるのです。
あなたの物語を語るのを、たった今“やめる”のです。
そうすると、真実があらわれます。
はっきり明確にわかるかもしれませんし、そのように感じられるかもしれません。
どのようにあらわれても同じことです。
私にとって興味があるのはこのことです。
これが、私の師であるパパジが、
私を、こうして皆様のところに送り込んだことの理由です。
皆様にやめるように告げ、それが可能だということを証明し、それは簡単にできるのだということをお目にかけるためです。
そのようなことは困難で努力が必要だ、と言うのは、やめることへの抵抗です。
抵抗は、次のような希望からやってきます。
物語が、いつかあなたが欲しがっているものを与えてくれるかもしれない。
あなたの物語を、感情的にも、ほんの少し必要な手直しをし、変化させることができれば、やがては欲しいものが手に入るかもしれない。
皆様はそのことをよくご存知でしょう。
皆様はそのようなことを経験なさっているからです。
確かに、物語を変えることはできます。よりよい物語に変えることはできます。
それは素敵でしょう。あなたの物語をよりよいものにするために、
私は、援助をおしみません。もっとよい物語の中にいる方がいいのは当たり前ですから。
でも、私があなたの物語の中に現れたことの目的は、“やめる”ということへお誘いするためです。
たった今です。
あなたがご自分の物語を語るのをやめた時、あなたは私の物語を語るのもやめるでしょう。また、彼の物語や彼女の物語を語るのも止めるでしょう。
そうすると、一瞬にして、あなたは、あなたが何であるかを見いだすでしょう。
そうなると、そのあとで、また物語が現れたり消えたりしても、もう、あなたが誰なのかということに関しては、まったく揺らぐことはありません。
それはまるで、夜、眠りのなかで夢を見るようなものです。
夢には始まりがあり、終わりがあり、夢を見ているときはまるで本当に起きているように感じられますが、それは明らかに夢ですね。
これが目覚めるという意味です。
夢の中にいながらにして目覚める。あなたの物語が終わる前に目覚める。
それぞれの物語はやがては終わります。この肉体という物語はいずれ終わります。
この精神という物語も、この感情という物語も、やがては終わります。
物語のまった中にいて目覚めている。これは、夜、とてもはっきりしている夢をみているようなものです。あなたは、はっきりとした生を生きる可能性を持っています。
明晰な生です。真正の生です。
肉体の物語は続くでしょう。この身体にも、あなたの身体にも、物語があります。
遺伝や環境や、子どもの頃の栄養や栄養不足、そういったように、それぞれの物語があり展開して行きます。
でもあなたは、物語が現れ出てくる源である、明晰さです。
身体の物語が向かっている場所に関わらず、あなたは、それが現れ出てくる、源である、澄み切った光です
あなたの注意が、身体的な物語や、精神的、感情的、状況的な物語から抜け出ると、
あなたは一瞬にして、あなたの真我とは、明晰で澄み切った、無限な広がりであることを知るでしょう。
それを言葉で定義することは不可能です。
ガンガジ またいらっしゃいましたね。ようこそ。
質問者 会場であなたのお話を聞いていたら、
私が自分自身で苦しみを作り出しているということに気づきました。
そして、苦しみを作り出すことはもう、私にとって重要ではないのだということに、気づきました。
ガンガジ 素晴らしいですね。
質問者 今私には、苦しみを作り出さないことの方がずっと重要です。
ガンガジ 作り出さないということのほうが、苦しむことよりも重要なのですね。
質問者 はい。そのとおりです。
ガンガジ 素晴らしいですね。
そうなるとあなたは、あなたの外側に向かって苦しみを投影したり、ご自分や、誰か他の方にむかって突き刺したりすることなく、ただ意識的に苦しむことができるようになります。
苦しみのなかに意識的にいることができるようになると、あなたは苦しみを自己調査のために使うことができます。
苦しみは、あなたの外側の事柄や人々とは全く関係がなくなります。
それが責任を取るということの本当の意味です。
責任が取れるということは成熟です。
この文化の中では、人は、人間という種としての責任を取ることを避けています。
成長とは年を取ることであったり、鈍くなることであったりと、そこには様々な恐れがあります。
そして責任を放棄して、苦悩しています。
ですから、このあなたという人生を、また、この世界全体というカルマを、
真実のあなた、という『家』に招き入れる、
あなたの家に招き入れるのです。
あなたの人生も、世界全体も、どちらでも同じことです。
質問者 ですけれど、私は精神的にくたびれていて、、、、
ガンガジ ストップ!
そのようなことをたった今、やめるのです。
質問者 。。。。。。
ガンガジ 単純ではないでしょうか?
今、やめる。
そうすることであなたは、
同じドラマを何度も何度も繰り返し、ここにやって来られるかわりに、
会場においでになる皆様方に、いまここでご自分自身を与えることができます。
このような真理との出会いの場で、あなたを、皆様方に捧げることができます。
大変にシンプルです。
ほんの少しのシフトではありませんか?
質問者 (微笑む)
ガンガジ これは、あなたがご自分の物語の犠牲になることをやめる瞬間です。
自分は、犠牲者だとか、
何度も同じところをいったりきたり繰り返している、
というような物語を語るのをやめる。
ただ、終わりにするだけです。
ご自分の物語からの解放です。
ときにはそれが、他の人たちを苦しめるように見えるかもしれません。
また、あなた自身にとっても、苦しみのようにも見えるかもしれません。
でも、ただ、終わりにするのです。
もう、このメロドラマは終わりだと。
ご自分で決めるのです。
それが誰かのせいだったとしても、
たとえ本当に、誰かのせいでそうなったのだったとしても、
おしまいにするのです。
一足飛びに、舞台から飛ぶのです。
なぜそういうことが起きたのか、どういう具合に起きたのか、など、
あなたが理解する必要はありません。
そのような、力学的なことを理解することには意味がない、と申し上げているのではありません。
それは、あるところまでは、あなたを連れてきてくれたでしょう。
でも、おしまいです。
ただそれだけです。
単純な、解放です。
会場で座っていたら、突然、やめようという意志があなたに起きた。
大変貴重な瞬間ですね。
それ以上のことを知る必要もなく、それ以外のことを理解することもなく、
ただ、もうやめよう。
ただ、自由でいたい。
ただ、愛で在りたい。
そのようなことは、瞬間的に起こります。
そして瞬間的にあなたの人生全体がシフトします。
全くこれまでとは違った方向へ進み始めるのです。
あなたにそのようなことが起きたことを、誰ひとり気づかないかもしれません。
だからといって、一体何でしょう。
誰も気づかなくてもまったく関係ありません。
そのようなことはあるがままにまかせればいいのです。
質問者 あなたに心から感謝します。
ガンガジ こちらこそ。
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