ただ愛を愛してごらんなさい | ガンガジとの対話
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
ただ愛を愛してごらんなさい


質問者    私の質問は、前の方のとほとんど同じなのですが、

ガンガジ   そう。
質問はいつも同じ。
そのことに気づいたことは素晴らしいですね。

質問は、みんな同じなんです。
ただ、質が違っていたり、趣が異なっているだけ。
ひょっとすると、趣も同じかもしれません。

質問者    実は私、癌なんです。
もしかすると、後2ヶ月余りの命かもしれないということに直面しています。

ガンガジ   そうですか。
とても生き生きと輝いていらっしゃいますね。

質問者    ありがとうございます。

ガンガジ   お身体のことはわかりませんけれど、
あなたのまなざしから、命が、生き生きと溢れていますよ。

皆さんいかがでしょう?
ご覧になってください。

質問者    生き生きとしていることは感じるのですが、
私の身体は死につつあるんです。

ガンガジ   そうです。
身体はどれも、死んでいくものです。
2ヶ月後かもしれませんし、20年後かもしれませんが、
みんな死んでいくのです。
身体には時間の制限があります。

でもあなたは、とても生き生きとしていると、感じていらっしゃる。
なぜ、そのようなことが可能なのでしょう?

質問者    さあ、どういうことなのか、さっぱりわかりません。

ガンガジ   何かがそのことを知っています。

どういうことなのかを理解している何かが、あなたの中におありです。

質問者    でもそれは、ほとんどの時間、
恐れによって覆い隠されてしまっています。

ガンガジ   そうですね。

では、たった今、この瞬間はいかがでしょう?

質問者    今この瞬間は、、、
こんなにたくさんの方々の前で、少しドキドキしています。

ガンガジ   そうですか。

それでは、
会場の皆様を、じっくりとご覧になってみてください。
しっかりと向き合ってご覧になると、緊張が少し楽になりますよ。

会場の皆さんがご覧になっているものをあなたもご覧になっているのです。

質問者    (会場に手を振り)
どなたかが私に手を振ってくださっています。

ガンガジ   彼らがご覧になっているものを、あなたもご覧になっているのです。

ほら、死にゆく身体が見えるでしょう?
いくつかはまだ成長中のようですけれど、、、。

(会場爆笑)

ガンガジ    ここにいらっしゃる皆様方の身体の中にも、
ひょっとすると明日には、もう消えてしまっているものがあるかもしれません。
あるいは、それは、1ヶ月後、2ヶ月後、10年後かもしれませんが、
誰にもわかりません。

これが、生存という現象の自然の姿です。
身体は現れ、やがてはみんな死んでいくのです。

でも、よろしいでしょうか、
あなたはそのようなものよりも、もっと深いところにある何か、
それを、ご存知なのです。

それがあなたの瞳の奥に見受けられるものです。

致命的な病気にかかっておられて、
身体が間もなく死んでしまうことをご存知の方々とお話をすると、
その方々の中に、あなたと同じような表情をなさっている方々がいらっしゃるんです。
そして、そのような表情がお見受けできない方々もいらっしゃいます。

あなたと同じような表情をなさっている方々は、
大変に貴重な、とてつもなく深い何かを発見された方々です。

あなたに意識的にお話ししていただきたいのは、そのことについてなのです。

質問者   癌にかかって以来私が気づいていることの一つは、
どれだけたくさんの方々が、私に愛を注いでくださっているかということです。

時にはそれが、痛みを軽くしてくれます。
軽くはならないこともありますが、
ほとんどの場合、私は価値があるのだという気持ちにしてくれます。

ガンガジ   価値がある。
つまり、あなたは愛を受け入れていらっしゃるということですね。

素晴らしいですね。

質問者   そのように、注がれた愛がいろいろな形となって、私をここに来れるようにしてくれました。

あるものは、ここにくるための飛行機の切符となりましたし、
あるものは、ここまで車でのせてくださるという形となりました。

また、あるものは、私が望んでいた通りに、今こうやって、あなたの手を握りしめるという機会を作ってくれました。

ガンガジ   そして、愛があなたのまなざしから溢れ出しています。

あなたは、いかなる訳か、愛を発見なさったのです。

質問者    はい。体験しました。

ガンガジ   そうですね。

あなたは愛を体験なさった。

これは、私が、真理を体験したことと全く同じことなのです。

私は真理を発見しました。
あなたは、愛を、、、
真実の愛を体験なさることによって、あなたの本質を体験なさったのです。

あなたは、あなたの身体のことをよくご存知でしょうが、
この愛は、あなたの身体よりももっと近いところにあるのではないでしょうか?

質問者    はい。そうです。

ガンガジ   そうです。

質問者    恐ろしい部分は、身体です。

ガンガジ   そのとおりです。
身体が恐ろしい。

恐れはそこにあるのです。

質問者    自分でコントロールができません。

ガンガジ   そうですね。

でも、愛はいかがでしょうか?

質問者    愛は、、、、

愛もやっぱりコントロールできません。
でも、それは、コントロールする必要がありません。

ガンガジ   まさしくそのとおりですね。

そのとおりです。

質問者   先ほど質問をなさった男性がおっしゃっていたことは、なんとなくわかりましたが、あなたが読まれた手紙の方に、私は共感を感じます。

つまり、
私はまだ、癌を愛することができないのです。

まだ余りにも恐ろしくて、、、。

ガンガジ   ただ、愛を愛してごらんなさい。

質問者    えっ。
ああ、そうですか。

わかりました。

ガンガジ   それは簡単でしょう?

質問者    はい。簡単です。

簡単ですが、ただ、癌はその、あまりにも、恐ろしくて。

ガンガジ   心配なさらなくていいんです。
癌を憎んだって、嫌ったってかまわないんですから。

全く問題ありません。

質問者   えっ????

ほんと???

ほんとうですか???

(会場笑い)

ガンガジ   ええ。

質問者    私はてっきり、先ほどの方が手紙に書かれていたように、
愛することを学ばなければならないのかと思っていました。

ガンガジ   私たちは、
常に何かにならなければいけないと、思い込んでいるのです。
そのように考えるようにずっと訓練されてきたからです。

『あらまあ、大変!まだそれは体験していない!
なんとかして体験しなくちゃ!!』
というようにです。

そしてそうこうしているうちに、
今体験していることに気づかずに見過ごしてしまうのです。

今あなたがお話しなさっている、このような場合は、
悲劇的な見過ごしです。

なぜなら、体験なさっているのは、愛なのですから。

質問者   ああ、、、
ありがとうございます。

本当にありがとうございます。

憎んではいけないのかと思っていました。

(会場笑い)

ガンガジ   そうですね。

憎むのは悪いことだというふうに、私たちは考えてしまっています。

質問者    皆さんには滑稽だろうと思いますが、
私にとっては本当に大変だったんです。

ガンガジ   皆、同じ問題をかかえています。
みんな同じなんです。

『憎むのは問題だ。だから憎むことは間違いだ』
というふうに、決めつけてしまうのです。

けれど、そうすることで、かえって、憎んでいるものに釘付けになってしまい、
愛を見過ごしてしまいます。

もしもあなたが、
憎しみを体験なさっているのなら、
憎めばいいのです。
そうすれば、
それをどうこう処置する必要がないですね。

そうすれば、憎しみを押し殺す必要もなく、否定する必要もないですね。
そして、憎しみのために、苦悩する必要もなくなります。

それをそれとして受け入れれば、憎しみはもう、大きな問題ではなくなるのです。

そうなれば、愛を知ることができます。

質問者    最高に素晴らしいことをうかがいました。

ガンガジ   真理です。

皆、憎しみを、、苦しみと同じように、
敵にしてしまっているのです。

そして、
敵は、追い出さなければならないと、いい続けてきたのです。

そう思っていますから、あなたの中に、憎しみがあることなど、
誰にも絶対に知られたくないでしょう?
だって、誰かに知られたら、
今度はあなたが追いやられてしまうかもしれませんものね。

それともあなたは、こんなふうにおっしゃるのでしょうか、、

『なんていうことだろう。私の中に憎しみがわき上がってきたぞ。
私って、なんて嫌なやつなんだろう。
最低のやつだ。
これはなんとか学ばなければいけないぞ、、。』とね。

忘れてしまいましょう。
何もかもが、条件付けの一部です。

質問者    ありがとうございます。 

ガンガジ   何が憎しみよりももっと近く、もっと深淵で、もっと真実なのか、
そのことに気づくこと。

ただ、それだけです。

それは、
『それ自身の時』のなかで、
憎しみの面倒をちゃんとみてくれることでしょう。

そうなったとき、憎しみはサットサンに(真理との出会いの集い)喜んで迎え入れられます。
喜んで、愛の中に迎え入れられます。

憎しみは、孤立したものではありません。
死の収容所へと送られなければならないようなものではありません。
もう二度と見たくないからと言って、
木っ端みじんに吹き飛ばしてしまわなければならないようなものではありません。

愛は憎しみをも、暖かく歓迎します。

マインドには、
二項対立という性質がありますから、
『愛』対『憎しみ』というように対処するのですが、
でも、愛はそうではなく、憎しみをどうしたらよいのかを、とてもよく知っています。

質問者    素晴らしい!

ガンガジ   素晴らしい。
その通りです。

質問者    私、もう、死んでも大丈夫のように感じます。

ガンガジ   大丈夫以上のようにお見受けしますよ。

質問者    大丈夫以上ですか?

どのような意味でしょうか?

ガンガジ   そうですね。

それは、
語られたことがないのです。

愛という言葉は、それを表現するための、本当に小さな言葉です。

でも、それがあなたの瞳から、溢れ出しています。
あなたの命は十分に生かされましたね。

質問者   ありがとうございます。
ありがとうございます。皆さん!








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Tontojiさま

youtube上にありました。

https://www.youtube.com/watch?v=d5OvvhzwDA0

1:01:15から始まっています。

Love,
はるか
from. はるか | 2015/04/09 03:43 |
Tontojiさま

探してみます。
お待ちください。

はるか
from. はるか | 2015/04/07 05:16 |
この原文はウェブ上で見れるのでしょうか?

原文を参照したいので、教えていただけたら幸いです。
from. tontoji | 2015/04/04 13:02 |
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