失うという悲しみよりももっと深いところに | ガンガジとの対話
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
失うという悲しみよりももっと深いところに


質問者   日本で起きた震災に大変心が痛みます。

惨状の映像に、言葉もありません。

 

多くを失ってしまった人々を思うと、

張り裂けるような胸の痛みを感じます。

たくさんの人々が未だに大切な人を探しています。

 

様々な感情が私の中にわき起こり、消えていきます。

 

けれども、

感情が揺れ、動揺のまっただなかにいようとも、

注意を、“今ここ” に向けると、

そこには常に変わらないものがあるのです。

 

ガンガジ   ええ。

 

そのとおりです。


質問者    静寂です。

 

それは、常に今ここにあり、どこかに消え去ることがありません。

 

失うという悲しみの中でも、

それよりももっと深いところに、決して変わらず在ります。

 

ガンガジ   まさにそのとおりです。

すばらしいです。

 

質問者    あなたが伝えてくださいました。

深い感謝でいっぱいです。

 

ガンガジ   こちらこそ、ありがとうございます。

 

質問者    思考や感情を追いかけるのをやめると、

“静寂” “愛” がもともとそこに在ったことがわかります。


今この瞬間に注意を向けると、そこには何の問題もありません。


最終的な救いです。

 

ガンガジ     素晴らしいご報告です。

 

そのとおりです。

あなたの言葉は私たち皆に大変深い静寂をもたらしています。

 

そして愛を受け取っていることへの感謝。

 

本当にありがとう。

 

惨状を目前にしながら、“静寂で在る” ことにより、

あなたは実際にここにいる私たちに救いをさしのべてくれています。

それは驚くほどの救いです。

私たちはこのようにお互いに与え、受け取り、サポートをし合っています。

静寂は、私たちに、全く何の努力もなく自然に伝わってきています。

話をしてくださりありがとうございます。

 

どのような状況の中にあろうとも、

私たちは静寂を見いだすことができます。

 

悲惨な出来事は、世界各地で常に起きています。

それは、個人の中に起きている場合もあります。

何万人、何百万人という人々に起きる場合もあります。

 

そこには共通性があります。

 

共通性とは、

 

『私』という個の、特有の形の中に、

失われる悲しみや痛みとしてあります。

 

けれども

悲しみのもっと奥に、決して失われることがない、

“いまここに在る意識” という救いとしてあります。


あなたが今おっしゃった通り、

静寂、や、愛、としてあります。

 

これが私がお話ししている最終的な救いです。

 

いますぐにできる物理的な救済というものがありますが、

私がお話ししているのは、

最も最終的な救済です。

 

生きている地球に変化が起こり、

その結果多くの人々が津波に流されました。

何の罪もない人々です。

 

私たちは皆、人生が残酷であることを知っています。

 

けれどもそのことと戦わずに、向き合うことができます。

選択があります。

 

私たちは、自分が全く無力であるということ、不完全であるということと向き合い、心を開くことができます。

 

そうなると、人生は変わることのない安らぎを与えるでしょう。

 

静寂は、どのような騒音にも妨げられることなく、

つねに、今ここに在ります。

 

 

 

 

 

 

               

 

    

 

 

 


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Comment








楓子さん

すてきなコメントをどうもありがとうございます。
ガンガジの息づかいまでも伝わってくるよう、とのこと、
拙訳がお役に立ち大変幸いです。

今この一瞬のまばゆさを語ることなど、どのように手段を尽くしても不可能のようにかんじますが、
それでもこの一瞬にあふれる命の輝きに心を奪われ、伝えたくなります。写真も気に入ってくださりとても嬉しいです。

Love,
はるか
from. はるか | 2011/06/02 15:58 |
今 偶然に ここ このページに きたわけではないのでしょう
でも たまたま 偶然 この日記をよむことができました。

はるかさん あなたの 深い思いと 繊細な注意力 によって
美しい写真が 花の息吹をつたえるように
ガンガジの 息遣いまでをも 伝えてくださるようです。
今 この一瞬が とてもいとおしいです。
          札幌では 今日 桜が満開の 美しい朝です。
                  
from. 楓 子 | 2011/05/18 06:19 |
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