2011年01月の記事 | ガンガジとの対話
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
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あなたが磔(はりつけ)にされても変わらずに存在している真実とはなんでしょうか。

 

ガンガジ   ようこそいらっしゃいました。

 

質問者    こうしてここにいることができるなんて、本当に夢見たいです。

 

(しばらくの間 沈黙)

 

対話をうかがっていて、問題なんて本当はどこにもないことがわかりました。

 

ガンガジ   その通りです!

解放ですね。

 

もし、何かが再び問題として浮上してきたら、

一体、どんな魔術がそれを問題にしたてあげたのかと、見てご覧なさい。

 

何らかの力がそこにあるはずです。

 

重要なのは、

あなたに、その力を手放す意志がおありかということです。

 

あなたがおっしゃる通り、

問題など全くどこにもないのです。

 

何が真実なのでしょう。

何が本質なのでしょう。

 

質問者   (しばらく沈黙)

 

「あの人は、こういう人だから」というふうに、

他の誰かが、私のことを決めつけると、

とたんに私は投げ込まれてしまいます。

 

ガンガジ   どこに投げ込まれるのですか?

 

質問者    。。。

 

私の思考の中です。

 

ガンガジ   そうですね。

それは、どこにあるのでしょう?

 

質問者    。。。。。

 

(微笑みながら)

 

ここにはありません。

 

ガンガジ   (笑いながら)

 

あなたのことを誰かが決めつけると、あなたはその決めつけを信じる訳ですね。

 

ポジティブであれ、ネガティブであれ、

だれもが、必ず決めつけるものです。

 

あなたが知っていようがなかろうが、

どこかで誰かがあなたのことを噂しています。

良いことも悪いこともね。

 

(会場 笑い)

 

そうでしょう?

皆さん。

 

霊長類に共通しているのではないでしょうか?

チンパンジーとかも、そうだと思いますよ。

 

(笑い)

 

オラウータンなら絶対そうに決まってるわね!!!

 

(爆笑)

 

それで、

決めつけられ、思考の中に投げ込まれると、

あなたはどのようになるのですか?

 

質問者    。。。

 

戦い始めます。

 

ガンガジ   決めつけられたことと戦い始める訳ですか?

 

質問者    はい。

 

自分を守りたいですから、一歩下がって身構えます。

 

ガンガジ    それは、霊長類的に自然なことですね。

そのような動きがあなたの中に現れても、全く問題ではありません。

 

それで???

 

そのもっと奥底に、何かありますか?

 

質問者    (目をつぶり、しばらく答えが浮かぶのを待ってから)

 

その奥には、恐れがあるようです。

 

ガンガジ   そのとおりですね。

 

では、

恐れを防御しないと、どうでしょう?

 

以前私は、

『恐れに向き合う』と表現していました。

でも皆さんが信仰のように、そうつぶやかれていることに気付きましたから、ここでこの言葉は使わないことにしますね。

 

(会場 笑い)

 

わざわざ向き合わなくても、恐れは実際たったいまここにあるのですから、

ただあるがままにしていればいいわけですね。

 

(笑い)

 

質問者    恐れと一緒にいるのは難しいです。

 

ガンガジ   難しかろうがなかろうが、もうここにあります。そうでしょう?

 

(笑い)

 

質問者    はい。

 

ガンガジ    恐れがここにあることに気づくのが、まず最初の一歩です。

 

これは、大変大きな第一歩ですよ。

 

なぜなら私たちは、

いろいろな方法でごまかし、魔法をかけて、

それがここに無いような振りをしますから。

 

恐れなどないというように、しらんぷりしたり、

口笛を吹いて、そんなもの何でもないよ、というような顔をしてみたり、

 

それでもだめなら、今度は、戦ってみたり、と。

 

ですから、

まず、

 

『よし、恐れがここにあるぞ』と、認めるのです。

 

どのような魔術が、

恐れをわき上がらせるのでしょうか。

 

質問者    何かをなくすかもしれないという、、、、   

 

ガンガジ   その通りです。

 

では、

 

なくしてご覧なさい。

 

質問者    。。。

 

(しばらく沈黙)

 

ガンガジ   誰かがあなたを決めつける最悪の言葉は何ですか?

 

質問者    。。。

 

ガンガジ   最悪の言葉を思いつくことができますか?

 

質問者   。。。

 

(うなずき)(沈黙)

 

ガンガジ   その言葉は真実なのでしょうか?

 

質問者    。。。

 

ガンガジ   調べてご覧なさい。

 

調べてご覧になって、それが真実だと思われるのなら、

そのことと出会わなければなりませんね。

 

質問者    。。。

 

ガンガジ   あなたのお母さんがあなたにおっしゃった、最悪の決めつけは何でしたか?

 

お父さんでも、誰でもいいのですよ。

 

あなたを決めつけた最悪の言葉を思い出してご覧なさい。

 

質問者    。。。

 

ガンガジ   それとも、あなたがご自分自身におっしゃった、最悪の決めつけは何ですか? 

ご自分への最悪の決めつけは?

 

質問者    (しばらく沈黙)

 

(つらそうに)

 

私は自分勝手で、

意地悪。

 

ガンガジ    (質問者を優しく見つめる)

 

自分勝手で意地悪。

 

自分勝手で意地悪だった瞬間が、

あなたにまったく無かったと申し上げるつもりはありませんよ。

 

結局のところあなたは霊長類なのですから。

 

(笑い)

 

そのことに対して、

ご自身を弁護するようにと申しているのではありません。

 

そうではなく、

真実を語るように申し上げているのです。

 

自分勝手で意地悪なあなた。

それは真実でしょうか?

 

質問者    時々は、そうです。

 

ガンガジ   それは真実のあなたなのですか?

 

あなたは、自分勝手で意地悪ですか?

 

あなたの最奥、

あなたの本質のことをお尋ねしているのです。

 

質問者    いいえ。

 

ガンガジ   その通りです。

私たちは今、本質についてお話ししているのです。

 

質問者    。。。。。

 

性格とか、表面に現れている事柄が、決めつけられる原因です。

 

でもそれは、真実の私ではありません。

 

ガンガジ   その通りです。

 

それが真実です。

 

私の言葉を鵜呑みになさるのではなく、

ご自分で気づかれましたね。

 

あなたが今、ご自分でおっしゃった通りです。

 

そのことに気づかれたなら、

選択があることがおわかりになるでしょう。

 

あなたの人生の中には、

自分勝手で意地悪な行動があったのかもしれません。

そのことに気づき、

そのような行動を後悔することも、もちろんできますし、

そのような行動から学ぶこともできるでしょう。

 

でもそうではなく、ここで、

あなたは本当のところは誰なのか、という、真実を語ることもできます。

それは、後悔したり学ぶこととは大変に異なっています。

 

昨晩、

疑いとは、真実の問いかけではなく、偽物の問いかけであるということを皆様にお話ししましたが、

それと同じです。

 

『ああそうか、私って、自分勝手で意地悪な人間なんだわ』と、

そのまま引き受けるのは、あなたの行動からの偽物の学びです。

 

もちろんあなたはご自分に真っ正直に、

自分勝手で意地悪である、ということに気づく可能性をお持ちでしょうし、それに気づき、やめるという可能性もお持ちでしょう。

 

でも、

『真実のあなた』は、

そのような、あなたの行動よりも、ずっとずっと深遠なのです。

 

おわかりでしょうか?

 

『自分勝手で、意地悪なあなた』

それをあなたなのだというふうに認識してしまうと、

あなたは、

どうしたら、 自分勝手ではない良いあなたになれるのかと、もがき始めます。

 

そして、

自分勝手ではないということを証明したかと思えば、

自分勝手だということを思い出すというように、

堂々巡りを繰り返すでしょう。

あなたはどうしても、そうではないご自分を証明したいからです。

 

でも、

そのようなことすべての奥底にある、真実、

 

『本当のあなたとは一体誰でしょう。』

 

あなたという表面の核の中の核です。

 

それがわかれば、

あなたは、世界中があなたをどれほど無惨に決めつけたとしても、

その中にいながらにして立ち上がることができます。

 

何度もお話ししましたが、

パパジが、このように私におっしゃったのを覚えています。

 

「もし、神がご自分で降りてきて、

『きみはまだ真実に気づいていないんだよ!』と、君に告げたらね、

神に背を向ければいいんだよ。

君のマインドのでっちあげだからね。

その神は、過去、という神なんだ。」

 

(しばらく沈黙)

 

真実のあなたが誰なのかを、知りなさい。

 

あなたがお話しになっていることは、当然どなたの人生にも、程度の違いこそあれ、起きることです。

 

一番大きな物語は

西洋人の私たちにはおなじみの、キリストの、磔(はりつけ)の物語です。

 

西洋の文化に置いては、

私たちは最悪の決めつけにあい、磔になった人を崇拝しています。

どうしてでしょう。

 

弟子達でさえつばを吐きかけ、 立ち去り、彼を否定し、隠れました。

神さえもです。

 

今夜の私たちの集いの目的の為に、イエスの概念の中の神と表現しましょう。

 

神が彼を見捨て、ひとり置き去りにしたのです。

 

その中で、彼はどのような真実を発見しなければならなかったのでしょう。

 

偽物の救世主だと誰もが言っているその中で、

彼は、何を発見しなければならなかったのでしょう。

人類の救済の為に。。。

 

西洋の文化の多くは、キリスト教と重なっていますから、

キリスト教徒でなくても賛美していますね。

美しい物語です。

 

大変に深遠で、核心を突いている物語です。

 

私たちは、誰もが、

小さな磔の物語を持っていますね。

 

大きな磔の物語の中で拷問にかけられた方もおられるかもしれませんが、

多分この部屋に、一人、いらっしゃるかどうかというところでしょう。

 

普通は、小さな物語です。

 

では、そこから得られる機会とは一体何でしょう。

 

何が真実かを見つけるのです。

それはいかなるものにも損なわれることはありません。

 

あらゆるものから自由です。

 

自由とは何でしょう。

 

美とは何でしょう。

 

磔にされても、

存在している真実とは何でしょう。

 

(しばらく沈黙)

 

そのことがおわかりになると、

あなたの人生そのものが証明となります。

 

まずは、ご自分自身への証明です。

 

そしてあなたはやがて、誰か他の一人にそれを証明するかもしれません。

二人かもしれません。

 

はっと気づいたら、、、


ほら見てご覧なさい。

 

何か、とてつもない真実がそこにあるでしょう。

 

決して、取り去ることができない、何か、

それが、あなたの本質です。

 

本当のあなたです。

 

質問者    あなたがしてくださっているすべてのことに、感謝しています。

あなたが、シェアーしてくださるすべてに。

 

ガンガジ   私こそ。。。

あなたがシェアーしてくださったすべてに、感謝しています。

 

どうもありがとう。

 

質問者    (自分の胸に手を当てて、ガンガジを見つめる)

 

ガンガジ    私たちは、お互いをサポートし合っています。

私たちは、『それ』(意識)の中で、一緒です。

 

お一人お一人が、ご自分の役割を演じています。

完璧に。。。

 

ただ、完璧です。

 

お会いできて嬉しいです。

 

(ガンガジ 質問者 向かい合い合掌)

 

 

 

 

本当のあなたとは誰か comments(4) trackbacks(0)
理由を探すのをやめ、何もわからないままに生きてごらんなさい


質問者   私には双子の姉妹がいます。

そのことを大きな祝福だと感じるのですが、同時に災いのようにも思えます。

 

なぜなら、

 

私たちはお互いを完璧に知っているので、そう思うのですが、

 

彼女とのこの親密感は、とても早い時期、

母が受胎したときから始まっていて、子宮の中でもう既に育まれていたのです。

 

この深い親密感について今まではあまり考えた事がなかったのですけれど、

 

最近それを、他の人たちに理解してもらう必要を感じています。

でも、そのような親密感を知っている人はほとんどいません。

 

理解してもらえないのです。

私と姉の関係の深さを。

 

ガンガジ   私たちは、最終的には皆、双子の姉妹なのではありませんか?

 

質問者    え??

 

ガンガジ   私たちは皆、 最終的には双子ではないでしょうか? 

 

始まりと終わりにおいて。

 

質問者    ああ、なるほど。

 

ガンガジ    私たちは生まれ、ばらばらになります。

あなたたち、双子の姉妹のように。

 

質問者    私たちはバラバラではないのです。

私たちはくっついたままです。

 

ガンガジ   あなた達は、くっついたままではないでしょう?

双子には、実際、くっついたままの方もおられますが、あなたはそうではないですね。

 

質問者    私たちは違う形ですが、それがとてもつらいです。

苦痛です。

 

ガンガジ   そうですね。

 

質問者    最近私は、最悪の経験をしました。

 

ずっと一緒に生き、一緒に死ぬはずだというのに、

人生は、そのようにはなっていないという事を知りました。

 

大変落ち込みました。

 

ガンガジ   その通りですね。

ここにおられるすべての方にとってもまったく同じです。

 

あなたは双子の姉妹をお持ちですから、拡大されて見える訳です。

でも、ここにいる私たちのすべてがそうです。

 

同じところから始まり、終わりも同じです。

 

中間では、ある種の個が生じます。

 

でも、中間で、個という必要性の中にあって、同一なのは何でしょう。

あなたがお話しなさっている親密感のことです。

 

質問者    私が恐れているのは、

彼女を失い離ればなれになることで、

親密感に接する機会を失ってしまう事です。

 

ガンガジ   あなたは、彼女を既に失ってしまったのですね。

そうではないですか?

 

質問者    (うつむいて) はい。。。。。。。

 

わかっているんです。

 

失いました。

 

ガンガジ   では親密感はどこにあるのでしょう?

彼女を失い、親密感はどこに行ったのでしょうか?

 

質問者    。。。。。。?

 

ああ、

 

ここです。

 

(質問者、自分の胸に手を置く。)

 

私の胸にあります。

 

ガンガジ   (ニコニコしながら、)

その通り。

 

そこにあります。

ですから、それでもあなたは彼女を失ってはいないのです。

 

ただ、以前と同じではないだけですね。

 

前とは違い、

今という、

 

あるがままですね。

 

質問者   私たちはこれまでずっと離れたことがありませんでした。

あれも、これも、一緒にやってきました。

 

それなのに、急に、、、、。

 

ガンガジ   よろしいですか。

 

私が今お話ししているのが、

あなたと、あなたの双子のお姉さんのことではありません。

お分かりになるでしょうか?

 

私は、

あなたと、すべての方々との関係のことをお話ししています。

 

普通の人間関係では、違いが多くありますからそれほどにはお互いが反射されません。

お互いの相違が見えます。

 

あなたとお姉さんは双子の姉妹なので、お互いが反射し合って関係が拡大されています。お互いが同一であるように見えるのです。

 

でも、私がお話ししているポイントは、

皆同じだという事です。

 

おわかりでしょうか?

 

私とあなたは双子。

 

ご存知でしたか?

 

質問者   (ガンガジを見つめてうなずく)

 

ガンガジ   私たちは、皆、双子なのですよ。

ただ、見た目が異なっているだけです。

 

質問者   (ほほえみながら)

 

そうですね。

 

わかるような気がします。

 

ガンガジ   会場を見回してここにいる皆様をよくご覧なさい。

 

同じであることが見えます。

 

『同じだ!』と力まずに、

ただ、ご覧なさい。

 

質問者   私の中に恐れがあります。

 

他の人とは、親密にかかわれないのではないかという。

 

ガンガジ    たった今はどうでしょう?

この瞬間、親密な関わりはここにはないのですか?

 

たった今です。

 

質問者    あなたとの親密さを感じます。

 

それから、(会場をゆっくり見回し)

 

ここにいらっしゃる方々とも親密な関わりを感じるのですが、

でも、、、

 

ガンガジ   ではなぜ、恐れるのでしょう?

 

おなじみの、古いあなたの物語ではありませんか?

 

それは、ここにたった今ある現実とは、全く関係がありません。

 

質問者    ええ。それはわかるのですが。

 

ガンガジ   会場の皆さんを、ご覧になって見てください。

 

ほら。

あなたご自身で、よくご覧になるのです。

 

質問者   ええ。

 

(会場を見回し)

 

親密さがあります。

 

ガンガジ   そうでしょう?

 

質問者    ええ。

 

もう、生きていけるわ。

 

(爆笑)

 

ガンガジ   そうでしょう。

 

質問者    。。。

 

簡単なのかも。。

 

ガンガジ   そうです。

 

質問者    私は自分で自分を、人から引き離していたのですね。

 

家に帰れば、双子の姉がいてそれだけで満足でしたから、

他の誰とも、親密になる必要もなかったのですから。

 

ガンガジ   その通り。

 

素晴らしい幸運がやってきましたね。

今、できますね。

 

質問者    はい。できます。

 

ガンガジ   あなたの双子のお姉さんを、ここに探さなければなりません。

ここにも、そこにも、いらっしゃいます。

 

あなたは、似ている人を捜す必要も、

同じ意見を持った方を捜す必要も無いのです。

 

理由を探すのを止めてご覧なさい。

 

ただ、愛あるのみ。

 

ただ、開いてご覧なさい。

 

そうしたとき、

関係がどうあろうと、

全くそのようなことは問題ではなくなります。

 

もっと深遠です。

 

失う事の悲惨さを見るのも、歓びとなるのです。

 

質問者   はい。

なくすのは悲惨でした。

 

ガンガジ   そうですね。

 

愛の代償ですね。

 

でもあなたが、

愛に、ありのまま、

むき 出しのままでいれば、

 

得ることで失い、

失うことで、得ます。

 

そのときあなたは、

ご自分で何かをコントロールしているのではありません。

 

質問者    もう大丈夫かな。

やっていけます。

 

ガンガジ   やっていけるでしょう。

とても自由に、何も期待せずに。

 

そうなったときあなたの人生は、本当の意味で、実験となります。

 

質問者    楽しみになってきました。

 

ガンガジ   (うなずく)   

 

質問者   姉が教師でした。

あなたが話してくださったことを姉が教えてくれたのです。

 

ガンガジ   そうですよ。

私が彼女だと、申し上げたでしょ?

 

(笑い)

 

たったいま、あなたを私たちに捧げてご覧なさい。

あなたのお姉さんにすべてをあげてきたように。

 

私たちは、誰もが、もう、二度と会う事が無いかもしれないのです。

一期一会という言葉がありますね。

出会いの瞬間にあなたのすべてを差し出すのです。

 

名前を知らなくても、

どこに住んでいるかを知らなくても、

いい人なのか、悪い人なのかも知らなくても、

あなたを開き、差し出してご覧なさい。

 

その結果がどうなるかなど、知る必要もありません。

 

質問者   ありがとうございます。

 

ガンガジ   (しばらく目をつぶり、沈黙。)

 

(目を開け)

 

私たちは、心を閉じ、体験を閉じてしまいます。

ああ、これが自分の人生なのだ、

私はこんなふうなのだ、と、

決めつけてしまいます。

 

でも心を開いてみたなら、どれだけの可能性がある事でしょう。

あなたの物語は終わった訳ではありません。

続行中です。

 

この地球にも、人類にも、これからどのようなことが起きるか、誰にもわかりませんね。

 

キリストやブッダの影響が最終的にはどのようにあらわれているのか、

師と呼ばれてきた方々の影響がどう表れているかなど、

誰にもわかりません。

 

知る由もありません。

結果を知るには早すぎます。

 

実験は、続行中なのです。

 

そのことに意識的でいてください。

ものごとの結果が、

こうであった、とか、

こうであるべきだ、

と決めつけずに、

 

なにもわからない、というままに、生きてご覧なさい。

 

そのために私たちは出会うのです。

常に、初めてのように出会うのです。

 

以前と同じという事など、ありません。

 

 


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