2011年09月の記事 | ガンガジとの対話
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
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あなたの状態がいかように変化してもいつも変わらずにここに在るのは何ですか


質問者   二年前にあなたにお会いしました。

すばらしい静寂の体験をしました。

 

あの瞬間の後、すべての密度が濃くなりました。

私の中でエネルギーが開花し、純粋化のプロセスが始まり、

私は真剣になり、インドへ旅立ちました。

そこで大勢のグルやマスターに出会い、愛の体験をしました。

至福の瞬間があり充足があり、

そうかと思えば、その後はまた元に戻る、ということを繰り返しました。

 

 そこで私の質問ですが、

 

あなたは、ある種の至高の状態におられるように見受けられます。

あらゆる疑念から自由であるように見えます。

でも私は違います。まだそこへ行きついていません。

 

ガンガジ   ラマナが、おっしゃったとおり、

疑念が最後の難関です。

 

ですから、

疑うのをお止めなさい。

 

質問者   ???????

 

(会場爆笑)

 

ガンガジ    真の質問はハートの底からわき起こり、いきいきと躍動していて、あなたを深遠な空間へと誘います。即座というわけではなくても何かを開きます。

でも、疑いは閉じられた回路です。

 

皆さんおなじみですね。

 

私は違う。

というのは、

あなたの本質への疑いです。

 

質問者    (目をとじ瞑想状態に入る)

 

ガンガジ   もしもし、

ちゃんと息をしていらっしゃるかしら?

 

(会場爆笑)

 

さあ、お水を飲んで目を覚ましてください。

 

パパジが私にとても基本的で美しいことをおっしゃいました。

 

『もしも、君が捕まえて放さずにいるものが、

常にここにあるわけではない何物かなら、

君が捕まえたものは本物じゃないんだよ。』と。

 

特別な至福状態や美というものがあります。

でも、それは、単なる “状態” です。

その状態を放さずにいようとすると、私たちは探し求め始めます。

考えや、身体というような、あらゆる形ある状態がそうであるように、

 “状態” である限り、それには始まりと終わりがあります。

誕生と死が、あります。

 

状態とは、変化しやすいのにパワーがあります。

そしてもしあなたが、ある特定の状態を達成したいと試みておられるのなら、

申し上げましょう。

 

諦めなさい。

 

そのかわりに、真実のあなたでいることを確立してください。

 

真実のあなたは、あらゆる “状態” が、あらわれてくる “源” です。

それは 決して変化しません。

あなたの状態がいかように変化しようと、

“それ” は変動しません。

 

あなたの理性を “それ” に委ねなさい。

 

ある特別な状態の快感を求めるかわりに、

たとえどのような “状態” があっても、そのもっと奥深くに常に存在している、

“今ここ” に委ねてごらんなさい。

 

たった今この瞬間に、そのようなことはできますか?

探し求めるのを止めることはできますか?

 

質問者   ええ。そうしたいです。

 

ガンガジ   “そうしたい” のではなくて、

 

できますか?

ここで一緒に。

 

ただ、今この瞬間にいるのです。

何かを保持しよう、何かを得ようと、

努力するのをお止めになるのです。

 

質問者   (目をつぶっている。)

 

ガンガジ   なにを体験なさっているのでしょうか?

 

質問者    体外離脱をしています。

 

ガンガジ   (厳しい声で)

 

目を開けてください。

深呼吸をして。

 

体外離脱は、、、、、

 

全くひどい経験であることもあれば、素晴らしい経験でもあるでしょう。

私たちに教えてくれることもあるでしょう。

でも、それは、ある種の “状態” です。

 

どのような状態があっても、

状態がいかように変化しても、

常に同じなのは何でしょうか?

 

同じという表現は、正しくありませんね。

言い直しましょう。

 

今ここに存在するのは何ですか?

ずっと以前からいつもここに在るのは何でしょうか?

 

質問者    無です。

 

静寂です。

 

ガンガジ   その通りですね。

 

私の夫のイーライが、最近詩を書きました。

 

“実在は空

無こそが現実“

 

真実ですね。

 

質問者    でも、、、、、

 

ガンガジ   良くお聞きなさい。

 

(会場笑い)

 

誕生と死があるなら、それは本物ではない。

それがわかると、

無がわかります。

何が本物なのかがわかります。

 

そして、無とは、あなたが “考えて” いるような、無ではないこともおわかりになるでしょう。

 

無は無です。

思考とは関係ありません。

無は、あなたそのものです。

あなたとは、とらえることのできる何かではありません。

あなたの 肉体や人格といったような、あなたという状態ではありません。

 

あなたが “実在” そのものです。

そしてその中に、あらゆる状態が含まれます。

平安や混乱という状態も、

感情や、考え、形、出現も消滅も。

 

あなたは、“何か” なのではありません。

あなたが “源” そのものです。

 

あなたがそれを疑うのは、

あなたとは “何ものでもない” ことを理性が恐れるからです。

 

何ものでもないことへの恐れがあります。

望んでいるにもかかわらず。。。

 

ですから、今この一瞬、

止まりなさい。

 

疑いがあるとき、そこには必ず恐れがあることに気づいてください。

そして恐れを利用して探求するのです。

 

恐れに心を開きなさい。

恐れに耳を澄まし、恐れの下に、何があるのかを発見なさってください。

今この瞬間に。

 

恐れについて考えをめぐらすのではありません。

 

探求は、何かについてあれこれ考えることではありません。

探求とは発見です。

発見だからこそ、

一瞬にして起こる可能性があり、大変特別であり、そして冒険なのです。

 

私たちは、思考の中にいる方が安全だと感じます。

情報を収集し、高いだとか、低いだとか、中間くらいだとかと、分別すると安心です。

でもここにはチャートも、天秤もありません。

 

無は無です。

何もありません。

 

質問者    私がどんどん膨張し、広がっていくように感じています。

 

ガンガジ   膨張は自然です。

でも、数分前にはあなたはそうではありませんでしたよね。

ということは、それはいつもここに存在する訳ではないのです。

 

おわかりになるでしょうか?

たまにそのようなことが感覚的に起こり、そして消えていきます。

あなたがその感覚を常に欲しがると、

起きたり消えたりする何物かを求め欲しがることになります。

子供じみています。

 

何も欲しがらなければ、

無はここにあります。

無が真の現実です。

 

素晴らしいですね。

なぜなら、

無は、意識だからです。

 

無は、愛。

無は、それ自身を認識しています。

まさにあなた自身として、認識しています。

 

あなた自身を疑うこととあなた自身を恐れることは同じです。

 

あなたの真我の無限性、 制御できないそれを、 避けることと同じです。

 

あなたという個人の思考には、

“それ” は決してつかまえることも、蓄えておくことも、

覚えておくこともできません。

 

(ガンガジ笑いながら)

 

だって、もう既に、あなたは “それ” であるからです。

質問者    質問があるのですが、、、

 

ガンガジ   まだご質問がおありなのですか?

 

本当に?

 

(笑いながら)

 

ご自身で良く調べてご覧なさい。

本当に質問があるのかどうか。

 

そのご質問のもっと下にあるのは何でしょう?

あなたのご質問が本物であるか、それとも繰り返しなのか、良く調べてご覧なさい。

それともそれは、

質問をすべきだという考えからやってくるのでしょうか?

 

調べてご覧なさい。

それが探求です。

 

質問者    収縮しているのをかんじます。

 

ガンガジ   その通りですね。

収縮は自然界に自然にあります。そして膨張も。

 

先ほどは、膨張があるとおっしゃいましたね。

この地球におきる自然な現象です。

 

でも膨張と収縮よりももっと、奥にあるのは何でしょうか?

収縮が起きているときに、

収縮しないのは何でしょう?

膨張しているときにも、膨張とは関係なくいまここに存在しているのは何でしょうか?

 

質問者    空間です。

 

ガンガジ   その通りです。

 

では、この空間と、本当のあなたは、異なっているのでしょうか?

たった今。

 

質問者    たった今ですか?

 

ガンガジ   常にいつも、たった今この瞬間しかありません。

 

もしあなたが、昨日私は “何も無い空間” だったとおっしゃるのでしたら、

あなたは、あなたが何かであったことを思い出しているのです。

昨日のあなたの、感情や感じ方や状況を思い出しているのです。

 

そのような、

あなたが、何ものか、であるのを思い出すのをやめてごらんなさい。

 

そして、たった今ここに存在するのは何だろうと、

真実をお話ししてください。

 

あなたはあなたの真我を直接的にご存知です。

あなたは、事柄や、物というような、“何か” ではありません。

 

“意識”そのものです。

 

質問者    (目をとじ、身体が揺れ動いている。)

 

ガンガジ   (腕をのばし、質問者を真っすぐに座らせる。)

意識不明になってほしくありませんよ。

 

(会場笑い)

 

この中には医者もいますから、それはそれでいいのですけれど。

 

呼吸してくださいね。

 

(会場爆笑)

 

そして、ありのままでいてごらんなさい。

 

身体的な変化は現れては消えていく状態です。

ある状態は非常に快感で、ある状態は大変につらいですね。

それはもう良くご存知でしょう?

誰もあなたに教える必要はありませんね。

それが身体を持つということです。

 

質問者   あなたがお話ししている時、

誰も話していないように感じました。

 

(会場笑い)

 

ガンガジ   

 

さあ、手放しなさい。

何も保とうとなさらずに。

 

そうすれば、もう “それ” は対象ではなくなります。

 

“それ はあなたそのものです。

あなたは常にここにいらっしゃるでしょう?

あなたは、ご自分を保持しようなどとお考えになっていますか?

あなたがあなたであるということを、覚えておく必要もありませんね。

 

あなたが、あなただと信じているものを忘れてしまいなさい。

そうすれば残るのはあなたの真我です。

 

大変に単純です。

特別ですがシンプルです。

 

複雑にするのは、思考です。

思考が悪いという訳ではありません。

人間である限り思考するのは当たり前です。

でも、複雑さは、思考が作り出します。

シンプルへの近道は、思考という表面の下にあります。

 

質問者    もしも、あなたがおっしゃる通りにしたら、

皆、活動的ではなくなってしまうでしょう。

 

ガンガジ   誰にそのようなことがわかるでしょう?

わからないじゃないですか?

 

物語を作り出しましたね。

 

もしも、と、架空の議論を始めるのは思考です。

あなたが作り出したストーリーです。

あなたの思考にではなく、あなたの核に注意を向けなさい。

 

わからないままでいてごらんなさい。

 

わからないままでいることは、

素敵ではありませんか?

 

あなたは活動的ではなくなるかもしれません。

ラマナのように。

 

けれども、活動的ではなかったラマナが引き起こした影響を見てご覧なさい。

影響を与えたいと、彼が意図したわけではありません。

でも結果的に彼は多大な影響を与えました。

 

彼が、意図的に、私たちに伝えたいと思った訳ではありません。

ラマナはそのようなタイプの人ではありませんでした。

彼はただ、何が真実かを知っただけです。

 

同志よ、わからないままでいなさい!

 

(爆笑)

 

質問者    どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまここに存在するのは何でしょうか comments(7) trackbacks(0)
あなたが心から欲しておられるのは何でしょうか?


ガンガジ   お会いできて嬉しいです。

質問者    ええ、本当に。
いつものように緊張しておりますけれど。

ガンガジ   そうでしょうか?
内側に自信が満ちているようにお見受けしますよ。

あなたがここに歩いてこられるのを拝見していて、これまでとは違う雰囲気を感じました。

質問者    はい。前よりも自信がつきました。

でも、同時に自分がとても恥ずかしく感じます。
なぜなら、 怒りという、社会的に受け入れられない感情が私の中にあるからです。

去年リトリートに参加して以来、イライラすることが多くなりました。

モグラたたきをなさったことはありますか?
モグラが次々とひっきりなしに出てくるのを、たたいて潰すゲームです。

ガンガジ    あら、おもしろそう!

(笑い)

質問者     私の仕事というストーリーがそれです。
私が“世界”と呼んでいる現実が、ひっきりなしに私をイライラさせるのです。

ガンガジ   どのようなお仕事をなさっているのですか?

質問者    弁護士です。それもワシントンDCで。

(爆笑)

ガンガジ   まあまあ、それはそれは。。

(爆笑)

あなたはとても特殊なゲームをなさっている訳ですね。

質問者   ええ。被害者意識でいっぱいです。

他の人から見れば何の問題もないように映るのかもしれませんが、
私の内側では、
『もうたくさん! 私をほっといてちょうだい。』という叫びで一杯です

最近、恋人との関係を清算しました。
取っておくべきだと、理性がつぶやく関係を整理し、
行くべきだと、理性がつぶやく場に出るのも止めました。

それでも私の人生の中に、ほっておいて欲しい、という叫びがずっとあります。

一体どこまでが私のわがままや表面的な怒りであるのか、
どこまでが、真我の叫びなのかがよくわかりません。

ガンガジ   インドの修理工の話をご存知ですか?

参加者    インドにいたときにうかがいました。

ガンガジ   まだ聞いていない方々がおられるかもしれませんからお話ししますね。

あるときパパジが、私とイーライと他の数人を呼び、このように問いました。

『ここに一通の手紙があるんだ。
送ってよこした本人に、明日会うことになっている。
君たちなら、なんて返事をするのか聞いてみたいと思ってね。』
そう前置きをすると、パパジは手紙を読みました。

手紙の主は、河川沿いで船の修理工をしていました。

インドに行かれたことがあればお分かりだと思いますが、
ひっきりなしに船がやってくる喧噪の中で、休む暇もないほどきつい仕事です。

手紙の主は、
『いまにも気が変になってしまいそうです。
ここにいると息をつく暇もなく、安らぎなんか全くないのです』と訴えていました。

『さあガンガジ、君ならなんて答えるかな?』

パパジの問いかけに、
私は咳払いをして、神妙に答えました。

 (会場爆笑)

『内側の平安は、外側のどんな騒音よりも深いのですから、
内側に注意を向けるように。』と。

イーライと、他の者達も次々に思いつくことを答えました。
パパジは何も言いませんでした。

翌朝、手紙の主がパパジに面会にやってきました。

パパジは、手紙を読み返し、
『あなたは、船の修理の店をやっておられるんだね。
それで、どうしたらいいのかを知りたいとおっしゃるんだね?』

私たちは、パパジと面会人を見つめながら、
さて、一体パパジは、私たちのうち誰の答えを口にするのだろうかと見つめていました。

パパジの答えは大変に単純でした。

『仕事を辞め引越しなさい。』

会場 (爆笑)

ガンガジ    素晴らしいでしょう? 
あたりまえですよね。

鎖で繋がれでもしていれば別ですよ。そういう場合は、諦める事が絶対に必要です。
“どのような状況にあっても決してざわめかないのは何か” 
を発見することは基本的なことです。

でもそれは、私たちのからだに自然に備わっている叡智を無視するという意味ではありません。

あなたがどうすれば良いのかは、私にはわかりません。

仕事を愛しておられるのなら、
仕事への愛はイライラよりも大きいかもしれませんし、
ひょっとすると、ストレス解消の為の長い休暇が必要なのかもしれません。
それとも、仕事を辞める必要があるのかもしれません。
私には知る由もありません。
それに私には関係がないことです。

でも、あなたの注意は何度もこのことに引き寄せられていませんか?
去年も同じ内容で対話をしたのではありませんでしたか?

質問者    ええ。そうです。

ガンガジ   あなたが二年続けて話題になさっているということは、
これはあなたの人生の中で重要だということですね。

質問者    私の中に恐れがあります。

ガンガジ   そうです。怒りの底には恐れがあります。

質問者    もしも私がこの仕事から身を引いたら、
根本的な安全がなくなってしまうという恐れです。

優秀で知性的で、自信にあふれているという、 西洋社会の中での私のイメージが失われてしまいます。

ガンガジ   その通りですね。

西洋社会での、知性的で、自信にあふれているといる女性、というイメージは確かに失われるでしょう。

質問者    。。。

ガンガジ   では、このイメージはあなたとってどのくらい重要なのでしょう?

質問者    私は、自分の心身の健康を優先します。

ガンガジ   これは、よくある話です。

あなたの生活に関することは私にはわかりません。

仕事の雇用状況は現在余りよくありませんが、あなたには充分な蓄えがおありかもしれません。 
仕事をお辞めになったとたんに、生存が脅かされる程のところにおられるのかどうか、私にはわかりません。

質問者    恐れです。   

ガンガジ   恐れ。
あなたの人生や仕事が、充実するかどうかという恐れですね。

質問者    ルールを壊しても生きていけるかどうかという恐れです。
とても表面的のように見えるかもしれませんが。

ガンガジ    いいえ、深いですね。
この地球上のほとんどの人々を駆り立てている力です。

質問者    (ため息)

ガンガジ   今、少なくともこの瞬間にある誘いは何でしょう?

質問者    ありのままでいることです。

ガンガジ   そう。
無価値なままにいてご覧になってはいかがでしょう。 

全く無価値のままで。

質問者    何者でもなく。

ガンガジ   その通りです。 

何者でもなく。

質問者    あなたが私のことをなんと思おうが、もうかまわないというほどに。

(笑い)

ガンガジ   まったくその通り。

そうであれば、私たちは真から出会うことができますね。
私や世界の為に、あなたはご自分自身を作り上げる必要がありません。

質問者     私の内側には、過激で狂った多くの考えや決め付けなどがあります。

ガンガジ   根底には自己嫌悪があります。

ロバは愚かな動物だからと、むち打って重荷を運ばせているのと同じです。

質問者    ええ。自分でゲームを続けてきたことはわかります。

ガンガジ   恐怖は大変に大きいからです。
どうでもいいようなことではありません。

これは、失う恐れですね。
スピリチュアルな門です。

あなたが本当に真実でいたい時、
何が一番大切であるのかという優先順位を並べ替えなければなりません。

スピリチュアルな充実が心から欲しいときは、この恐れに立ち向かわなければなりません。
誰でもない、何者でもないということに、進んで立ち向かうときです。
少なくても今日、この午後だけでも。

質問者    私の内面で、大声が聞こえることに気づきました。
他の人たちの声です。

『それが欲しかったんじゃないの?』
『手放しちゃだめだよ。』
『みんなが手に入れたい物だというのに。』

ガンガジ   金の指輪ですね。

質問者    ええ。
でも、私はいらないのです。欲しくないんです。

ガンガジ   ショックですね。

質問者    ただ、どうやって周りの皆を説得していいのか。

ガンガジ   あなたに賛成する人は誰もいませんよ。
皆が、こう思うでしょう。

『あの人、いったい、どうしちゃったのかしらね?』
『カルトに洗脳されちゃったらしいわよ。』

(爆笑)

『一体何をやっているんだ!』

質問者    『何のつもりだ!』

ガンガジ   『何を考えているのやら!』

(爆笑)

そうです。
自分自身に正直に賢明に生きようとするとそうなります。

成功は、あなたが心から欲しているものをあなたに与えはしない、
ということを知るには、実際には、あなたが充分に成功している必要がありますね。

質問者    ええ。わかります。

心から欲しているものがあります。

ガンガジ    とても明確に表現されていますね。

あなたに必要な根本的な問いかけは、

『一体、何が本当に欲しいのか?』
『あなたの人生の価値は何か』ですね。

皆がご自分の意見を持っておられるでしょう。
そして、あなたに成り代わって答えることは、誰にもできません。
一人一人が、ご自分の答えを見つけなければなりません。

あなたのご質問は難しいですね。
なぜならあなたは、誰もが欲しいような社会的な成功をおさめておられるからです。

これは、幻想の崩壊です。
何が私たちに幸せをもたらすのかという、幻想の完璧な崩壊です。

人生の意味を粉々にする必要があります。

痛みを伴うでしょう。

質問者    吐き気がしてきます。いろいろな意見を聞いていると。

ガンガジ    聖なる吐き気です。

(爆笑)

質問者    それなのに私は、

あっ、こうやってまた同じ会話を繰り返してしまいます。

ガンガジ    

『私は一体、何を望んでいるのだろうか?』
『欲しいのは何だろう。』
『心から欲しているのは何だろう。』

あなたの30数年の人生を振り返り問いかけてご覧なさい。

もしも、この問いかけに答える準備ができていないなら、
あなたはここで、この対話をなさろうとはお思いにならないはずです。

答えがわからないのでしたら、
今のままでいることが答えなのかもしれませんね。

ご自分自身に本当のことを語ってご覧なさい。
そうすれば、
周りの皆が、ああしろこうしろと言っているだとか、言っていないだとかで、
行き詰まっているところからぬけられるでしょう。

質問者    自分ではもう決めています。
いつも心の底からの答えを知っていました。

恐れや、エゴが、そんなことはできっこないと、つぶやくだけです。

ガンガジ    それで?

一体何が一番大切なのですか?

あなたは、 何に対して真実でいたのですか?

質問者     真我です。

ガンガジ    それは良かったです。
飛躍ですね。

ここであなたに必要なのはビジュランスです。

『それはそうだけども、』
『いまはちょっとできないから、』というように、

この跳躍に理性がくっついて、物語を語り始めたら、
あなたはただストップ、やめるだけです。

もちろん、あなたの周りの方々は、あなたが間違っていることを立証なさりたがるでしょう。
つまり現実的に申し上げると、あなたは周りの方々を落胆させることでしょう。

あなたが別れた恋人が、とっておくべき良い関係だったのかどうかは知るよしもありませんが、
でもあなたは自由です。

周りがなんと言おうとも関係ないでしょう。
批判されることになるかもしれませんが。

質問者    再び檻の中に戻りたくありません。

ガンガジ   私だってあなたに檻のなかにいてほしくはありませんよ。

質問者    ありがとうございます。

ガンガジ   こちらこそどうもありがとうございます。

 

 

 


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日本語通訳付きのガンガジの集い


皆様、おひさしぶりです。

 

 

先月アシュランドでガンガジにお会いしました。

ガンガジを日本にお招きしたいと望んでおられる150人近くの皆様のお気持ちをガンガジにお伝えし、具体的にどのような形で日本人を対象とした集いが開催できるかを、ガンガジファンデーションの方々と話し合いました。

 

その結果、電話やスカイプを利用した通訳付きのテレカンファレンスを開催してみようということになりました。

 

ガンガジは2009年の秋にはじめて実験的にテレカンファレンスを行いましたが、その後、2010年の2月から英語でのインターナショナルなテレカンファレンスを毎月開催しています。

 

ガンガジのテレカンファレンスは皆様がご自宅にいながら個人的に電話やスカイプを利用して集いに参加します。リラックスした環境で深い自己探求が可能であるということで大変好評で、 現在では世界中から毎月400人近くの方々が参加されています。

 

参加の仕方は簡単です。

 

申し込まれた方には、あらかじめ電話番号とピンナンバーがメールで配られます。

カンファレンスの当日に、電話番号にひきつづき、ピンナンバーをプッシュすることで、カンファレンスの会場に繋がります。


電話とは別にウェブ上でガンガジのお顔を見ることもできますが、

カンファレンス会社の技術上の問題があり、日本人向けに行われた場合にウェブのサービスがあるかどうかに関してはまだわかりません。


カンファレンス中にガンガジとお話をなさりたい方は、決められている番号をプッシュすることで(通常は1)挙手をなさっているということがガンガジのモニターに表示されます。ガンガジに指名されたら質問ができます。

 

その時そのときの参加者の状態により、ガンガジが問いかけをなさり、4、5人のグループに分けられてシェアーをする、グループシェアリングの時間が設けられることもあり、真理を求める仲間との暖かい交流が広がっています。

 

 

はじめてテレカンファレンスをなさったときに、コンピューターが苦手なガンガジが、

『このような形で、お顔が見えない方々との間で深い交流が可能かどうかと、始める前には少し戸惑いを覚えましたが、実際に行ってみて、真理はメディアを問わないということを再確認しました』

とおっしゃっていました。

はるかも毎月参加しておりますが、まさにガンガジがおっしゃる通りだと感じます。

 

ガンガジのテレカンファレンスがどのようなものであるか、

多くの方々に体験していただけたらと思いますので、参加費をできる限り低く設定したいと思っております。

 

今回ははじめての通訳付きのテレカンファレンスになりますので、

ガンガジをサポートしているカンファレンス会社に、日本語のテクニカルサポート等の準備が必要となります。

ガンガジファンデーションとカンファレンス会社の間で準備が整い次第、

Mixiとブログ上で、日時、参加費、もう一度詳しく参加の仕方等をお伝えいたしますね。

 

2012年のガンガジの海外での集いのスケジュールはすべていっぱいです。

日本の皆様と一度テレカンファレンスを行ってみて、どのように展開していくか、その後のことは起きてくるままにゆだねましょうということになりました。

 

 

台風の被害に遭われた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

 

たくさんの愛と感謝の中で

 

Love,

はるか

はるかよりお知らせです comments(4) trackbacks(0)
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