2015年03月の記事 | ガンガジとの対話
ガンガジが世界各地で様々な人々と行っている対話をご紹介します
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しあわせ


ガンガジ    まあ。
 
ここでお話しがしたいのね?
どうぞいらっしゃい。
        
これは身体の年齢とは関係がないものね。 
      
質問者(12歳くらいの女の子)  あなたがおっしゃっていることって、私の学校のクラスの先生が、私に言ったことと同じだと思いました。

え〜と、、、、

なにもせず、そのままでいて、いいんだって。
       
ガンガジ    (にこにこしながら)
あなたにとって、それはどういう意味なのかしら?

質問者     え〜と、
それは〜

私は変わらなくてもいい。
このままの私で、いいっていうことです。

ガンガジ    素晴らしいわね。

質問者     変わりたければ、変わってもいいけれど、
変わらなければいけない、っていうことはないんだということ。

ガンガジ    そのとおりよ!
本当の自由よ。

変わる必要はない。
でも変わりたいなら、変わればいい。

質問者     そう。

(会場 ガンガジ ため息)

ガンガジ    (微笑みながら)

こんなふうに人生を始められるなんて、最高ね。

質問者     はい。

ガンガジ    あなたは、クラスの先生のそのようなお話を聞いたときに、そして、今ここでも、同じような話を私から聞いたわけですが、
どのように感じましたか?
身体のどこに、どんなふうに感じましたか?

質問者     よくわからないんですけど。。。

ガンガジ    じっくり調べてみましょうね。

身体の中がどんな感じがするのかを、調べてみましょう。

悲しい感じがするの?
それとも、嬉しい感じ?

どんな感じなのかしら?

質問者    (もじもじ)

ガンガジ    もちろん大勢の皆さんの前で話すのは緊張するし、恥ずかしいわよね。

恥ずかしい気持ちの他に何がありますか?

自分は変わらなくてもいい、
でも、変わりたければ変わってもいいって、気づいた時、
どんな気持ちがしたのかしら?

質問者     ええと。

幸せなかんじ。

ガンガジ    そうね。幸せね。

質問者     そう。。。

ガンガジ    みんな、幸せでいる自由があるのよ。

質問者     はい。

ガンガジ    とってもラッキーね。

なんて幸せな人生でしょう!
素晴らしい先生に恵まれ、大事なことを思い出せるようなサポートがあって。

そのとおりです。

だれにでも、幸せでいる権利があるのよ。

質問者     はい。

ガンガジ    美しいですね。

皆にお顔を向けていただけますか。
皆があなたの気づきの恩恵を受けられるように。

なんて新鮮なのかしら!

(会場 皆が微笑んでいる)

ガンガジ    

ここから見る風景は、とっても素敵でしょう?
みんなの顔が見渡せて素敵な景色でしょう?

質問者     (にこにこしながら)

はい。

ガンガジ     どうもありがとうございます。

質問者      ありがとうございます。

ガンガジ     そのヘアースタイルは、最近流行っているの?

質問者     (笑いながら席に戻る)
ちょっとだけ流行っているかなあ。

ガンガジ     ありがとう。

う〜ん。
すばらしいわねえ。

この子と同じ年齢の頃に、私の先生たちがなんと言っていたかを考え起こしてみるなら、、、

(ガンガジ笑いながら)

1950年代の、
ミシシッピー州の学校で、先生方がどのようなことを生徒に言っていたか、
皆さんには想像もできないでしょうねえ。

(会場 笑い)

私たちの中には、”うまれながらの幸せ” があります。

それなのに私たちは、
幸せで在る、という元来の権利を拒否しています。

あなたが信じてきた権利とは、
そうしなさいといわれた通りにする権利であり、
また、それまでやってきたよりも、もっとうまくやる権利でした。
当然のようにそう受け入れています。
社会化の一部でしょう。

最近は、目覚めた人たちが教えている学校もありますから、例外もあるでしょうが、
歴史的に見ると、学校はそのような場でした。
宗教の世界も同様です。
私たちには、幸せな存在として生まれ持った権利はない、
幸せになりたければ獲得しなければならないのだと、
学校も、宗教も、あなたをそう確信させてきました。

私たちは、
誰かが考える通りに行動すれば幸せを獲得できると思い込み、そのようにして生きています。
もちろん絶対に獲得することなどはできません。
獲得できるような何かよりも、大きいからです。

しかしあるとき気づきます。
形をもった命としての制限に。
特に年齢を重ねると明らかになりますね。

そしてもちろん、何歳だろうとかなわないのですが、
あるとき、
生まれながらにして持っていた権利が、常に喜んで自分を迎えてくれていたのだと、気づきます。

真実の幸福です。

快楽だとか、娯楽というような幸福のことをお話ししているのではありません。
快楽や娯楽も魅力的ですが、それらは、現れては消えていく、形です。
一時的な幸福です。
形は移り変わります。

私は真の幸福のお話をしています。
快や、不快の体験にかかわらず、変わらずに存在する幸福の話をしています。

あなたが、変わろうが変わるまいが、そのようなこととは関わりなく、いつも存在している幸福。
それが真実のあなたです。
常に、いまこの瞬間に、
いまここに在ります。

現実に何が起きていようが関係なく在ります。
それが、あなたそのものです。

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